H27年

▲笠山～笹山～愛宕山

▲出雲路の旅　

★

▲二人して名月を観る

▲論語の里を訪ねて

▲粥任田峠～大霧山

▲旧古河邸・庭園、六義園、とげ抜き地蔵ハイキング

▲笠山～笹山～愛宕山

箱根湯本へ旅して

▲横須賀軍港めぐり

▲山陽路の旅

▲東秩父村和紙の里

　　　　　　　　

▲愛宕山～皇鈴山



（H27.4.18）

▲もの知りしょうゆ館～清水公園

   （H27.3.30）

★醤油の香漂う工場春深む

★野田に来て醤油アイスを食べにけり

★時満ちて桜満開華やぎぬ

★咲き満ちて清水公園桜まつり

★青空を隠す桜の並木道

★桜狩人集まれば露店も立つ

★満開の桜の下でクラス会

★本堂に寄り添う桜八分咲き

★花見して老若男女賑わいぬ

★そよ風に桜もなびく池畔かな

郷土の会の集いが１年ぶりに開かれる。郷土の会は５年前の卒業時の会員数とあまり変わりないが、専科１期校友会に所属される会員が１９名に減少したことから当初の５班編成を再構築し、３班編成にして今年からスタートした。最初の企画を３班の宮島さん達を中心とする方々に今回企画していただいた。久しぶりの集いなので２０名の申し込みがあったが、１５名の参加となった。今日は花見日和で最高の天気。

★キッコーマンの しょうゆ工場の見学である。私自身、７年前に一度見学している。覚えているのは醤油アイスクリームの美味しかったことだけである。映写室で「しおり」の内容を紹介するビデオを見てから、ガイドが壁に貼られた醤油製造工程の表をみながら、ガラス越しに見える工場内部の機械等について説明してくれるのでわかりやすい。昼食は講堂で幼稚園児と一緒にお弁当を食べ、それから御用醤油醸造所門を背に記念写真を撮り、見学して最後は売店で「醤油アイスクリーム」を堪能してから清水公園の桜狩に向かった。

★清水公園は、私は４回目でそれぞれに思い出がある。橋本さんが朝の集合場所を間違えて清水公園駅で降りてしまったという。駅から公園までは近く大勢の花見客が行き交う。今日はお天気もよく、風もなく、桜も満開に近くいうことなしの桜日和である。仁王門の前に２時半に集合することを決めて、それぞれが散って行った。私は真言宗智山派金乗院、フィールドアスレチック、花ファンタジア、聚楽館枝垂れ桜を見てから皆さんが待っている仁王門に戻って着た。かくして楽しい集いは無事に終わった。楽しい一日を企画してくれた幹事さんに感謝あるのみ。（郷土の会岡村）

▲都立小金井公園

    (H27.3.27)

★日は温し桜前線北上中

★辛夷咲く家の庭先五日市街道

★花見へとシニアの続く桜通り

★花見して家族連れ元気声高き

★空青く花見日和や飛行雲

★桜咲き子供賑わう広場かな

★桜愛でる文化を残す古民家園

★古民家園訪れて春惜しみけり

★二階より桜見下ろす三井邸

★辛夷散る玉川上水枯果てぬ

今日は素晴らしい晴天となり、桜が咲いていれば花見日和である。しかし、此処に３日三寒四温の繰り返しで、つい最近は真冬に逆戻りし何日も続いたことから桜の蕾も冷え込んでしまい、場所によっては開花が遅れているという。下見した時の西側の公園入口に着くや、何とも桜の園は１６日に下見した時と同じ状況でまだ開花していない。しかし、ＳＬ展示場の東側に我々の期待を裏切らない満開の寒日緋桜あった。ここで参加者全員の記念写真を撮る。★今は春休みとあってママチャリの数の多さ、子供たちの賑やかな声がどこの広場でも聞かれる。みんなをソリゲレンデに案内してしばらく見てから、１９８８年に発見された小金井薄紅桜の所へ行く、花はつけていないが太い幹が僅かに残されているだけ。次に「いこいの広場」にある淡墨桜は一本だけだが満開なので、桜の近くで昼食としてしばらく花見をする。桜の園では花が見られなかったが、満開の寒日緋桜と淡墨桜が見られたので今日はよしとし、江戸東京たてもの園に向かう。

★ここには前身の「武蔵野郷土館」があったが、そこの貴重な資料等をも引き継ぎ、それらの展示をも含め、１９９３年（平成５年）江戸東京博物館の分館として開館した。現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示するとともに、貴重な文化遺産として、次世代に継承することを目指しているという。１時間半の見学なので、絞って家の中まで見たのは三井八郎右衛門邸、吉野家、高橋是清邸、他は外観だけの見学としたが、圧巻だったのは神社仏閣を思わせる「子宝湯」でぁった。今度は一人で訪ねてゆっくり見たい。お花見を全て終わり、駅まで歩いて内木さんの知っている酒場でご苦労さん会を開き無事終わった。

▲都立小金井公園

    (H27.3.16)

★曇天の空も春めく気温かな

★繰り返す三寒四温やがて春

★春が来て雑木林も目覚めけり

★春来たり散歩せずにはいられない

★下見してお花見の日を決めにけり

★枯芝の広場賑わす保育園児

★ソリして親子楽しむ枯芝山

★古民家も紅白梅に満たされぬ

★古民家に歴史ありけり春立ぬ
★地図を持つ老人ふたり春の園

二人ともインターネットから小金井公園の案内パンフレットをプリントして持参し、それを見ながらお年寄りの歩くコース設定を考えながら散策する。何しろおトイレの位置を確認しながら行くと、意外とあちこちにあるので心配の種のむ一つは消えた。歩いてどこで昼食とするか時間を計りながら歩く。桜の園は広く山桜、ソメイヨシノ、サトザクラ５０種類、約１７００本が植えられていると案内しているが、どの幹を見ても太く老木を感じさせる。宿根草園には地元の愛好会の方々によってお花が整列に植えられ訪れた人たちを楽しませてくれる。梅林はそれほど広くないが今が満開で風に梅の香りが私の鼻をくすぐる。

★次いで今回は管理事務所に寄って２０部のパンフレットをいただく。園内は大人よりも子供に喜ばれる芝生と広い広場が幾つもあり、子供の広場、わんぱく広場、ソリゲレンデ等があって家族の行楽には最高の場所である。中でもソリゲレンデでは親子がソリに乗って、お互いに歓声を上げながらプラスチックの斜面を楽しそうに滑り下る光景は、見ている私もその楽しさに引き込まれてしまった。

★ソリゲレンデから先はつつじ広場、ゆりの木広場、ユーカリ広場は、同じような広場だからキャンセルして引き返し、雨が降った時の雨宿りの場所等も確認し、江戸東京たてもの園を訪れた。残念ながら今日は月曜日で休館日。外から見る限りでは見るに値する古民家等が移築されており、庭には紅白梅が咲き満ちていた。移築した建物の歴史をイメージするだけで楽しくなる。ちょうど一周してきて西門に出ると武蔵小金井駅へのバスも５分おきに出ている。駅からまっすぐなので歩いてきても２０分程度で来られる。帰りに駅の南口に参加者で入るお店を探してから今日の下見を終えた。

▲粥任田峠～大霧山

　　(H27.2.21)

★春霞み暈す遠嶺に雲の筋

★里山に近づくやまだ眠りをり

★山里で見る梅の咲く畑かな

★岩清水氷柱咲かせて時過ぎぬ

★林道も凍て轍なし山静か

★山透けて北風荒ぶ唸り声

★残雪も木立に消える静寂かな

★残雪や踏み跡を踏む里の山

★亡き友へ山より叫ぶ春の空

★雪山路八十路の人に出会いけり

　今年に入って初めての山清水汲みである。天気図を見ると快晴は今日しかないので急いで支度をして独りで８時過ぎに家を出る。どうしてか国道が混雑しているので嵐山農協に着くのに２時間もかかってしまった。ここで夕食用の弁当や惣菜を買う。里山も近づけばはっきりと望め、それなりに山の木立には残雪の影があることがわかる。昨年は雪で引き返したが、今年は水汲み場までは除雪してあり、それから先は凍てにより通行止めとバリケートされている。誰もいないのでいつもの所で１９６リットルを汲む。二年ぶりに大霧山に登ることにする。登山口の粥任田峠までは雪も除雪されているので順調に走れたが、路肩には雪があり駐車には神経を使った。久しぶりの大霧山登山とあって少し興奮気味である。高くなるにつれて残雪の道となる。残雪は日に当たるところは解けているが、それ以外のところはバリバリに凍っているので滑りやすく登るのに難儀する。山頂に立てば誰もいない。ここからの景色は大好きでベンチに座り、農協で買ってきた弁当を楽しみながら山の景色を独り占めにして楽しむ。そして西に向かって大声で亡くなった大石さん、安田さん、谷口さん、中垣さん、山田さん、安武さんの名を呼び、今、大霧山にいることを報告する。振り返って見ても若き日の山仲間もどんどんと旅立っていってしまった。今は高山さん、大塚さんと私の三人のみ。帰りは踏み跡も凍っているので右側の薮の脇の柔らかめの残雪を踏みしめて下る。予想以上に神経を使いながら凍結した山路を下ってきたが、粥任田峠に無事に着けたことに感謝して後にした。

▲亀戸七福神めぐり

　　(H27.1.8)

★若人に譲られる初電車

★みな群れて福神めぐり賑わいぬ

★蝋梅の咲く梅屋敷夢の跡

★冬晴れやスカイツリー仰ぐ太鼓橋

★萩寺も今は寂しき布袋尊

★福録寿夕日に映える木立中

★参道の長き社や福詣

★落葉積る寂しき寺の毘沙門天

★ビル裏の弁天材に日は射さず

★スカイツリー見上げる寺の寿老人

平成１８年度から退職者会会員交流事業の一環として、平成２０年１月１９日港区七福神めぐりを行って以来、今年で8回目を迎えた。毎回３０名前後の参加者があり、大変人気のある事業となっている。今年は亀戸七福神めぐりには昨年と同数の２８名が参加された。亀戸七福神は、亀戸駅・亀戸水神駅周辺の3つの神社と3つの寺院にまつられている。それぞれの社寺での参拝の時間を含め、1時間30分程度でめぐることができるとか。沿道には七福神がまつられている社寺のほかにも由緒ある社寺や史跡が多く、また、東京スカイツリーのビュースポットや、レトロな店構えの商店が軒を連ねる商店街など、移動中の見どころも満載。今日の亀戸七福神めぐり案内は、我々のなかまである清田さんである。七福神のめぐりの第一歩は★龍眼寺（布袋尊）で江戸名所図会にも描かれた江戸の萩の名所で境内には松尾芭蕉の句碑や落合直文の歌碑がある。★２番目は、天祖神社（福禄寿）400年以上の伝統を持つ流鏑馬式（こども歩射）が行われる。望福徳のご利益があるとされる福禄寿が境内の一角にあるお社にまつられている。★３番目は普門院で朽ちかけているお寺である。亀戸七福神のうちの一つ、勇気授福のご利益があるとされる毘沙門天がまつられているお堂がある。★４番目は、香取神社（恵比寿神、大黒神）で区内の最も古い歴史を持つスポーツ振興の神。愛敬富財のご利益があるとされる恵比寿神と、有富蓄財のご利益があるとされる大国神が、それぞれ境内の一角にあるお社にまつられている。★５番目は東覚寺（弁財天）で芸道富有のご利益があるとされる弁財天が境内の一角にあるお堂にまつられている。東覺寺の創立は享禄4年（1531）で、開山は玄覚法印と伝えられる真言宗のお寺。★６番目は、常光寺(寿老人)で延命長寿のご利益があるとされる寿老人が境内の一角にあるお堂にまつられている。常光寺は曹洞宗の寺院で、本尊の阿弥陀如来は行基の作と伝えられている。