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▲笠山峠〜笠山〜笹山
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★冬晴れや遠嶺すっきり見えにけり ★空晴れて国境なる雪の嶺 ★友逝きて悲しみ深き冬の空 ★里山へ刈田の中の一本道 ★落葉して空の広がる山路かな ★枯れ山の意外と温き山清水 ★木枯らしに木々のざわめく峠道 ★亡き友を偲ぶ忘年登山かな ★山頂や我一人立つ冬の空 ★静けさや落ち葉蹴散らす山の道 |
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▲城山（八王子城本丸跡）
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★焼き芋を売る売店は駅の中 ★晴れわたり紅葉眩しき高尾かな ★城山へ山路一本や落ち葉踏む ★曲輪より筑波嶺見ゆる紅葉山 ★残りたる本丸跡や紅葉散る ★紅葉降る悲しき城の夢の跡 ★伝説の悲しき滝や紅葉降る ★瀧音や紅葉の中の城の跡 ★曳橋に歴史ありけり秋の川 ★サルが来て城址の木の実拾いおり |
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１２月５日は最高のハイキング日和となった。 ★まず北条氏照及び家臣の墓を訪れる。びっくりするのは登り口が急で結構な距離があり、木立に囲まれあまり日の射さない小高い所にある。氏照は八王子城主。豊臣秀吉の小田原征伐の一環で小田原城で切腹させられている。★次に訪れたのがガイダンス施設。ここで八王子城についての歴史に目を通す。16世紀に当時の武蔵国に存在していた日本の城である。北条氏の本城である小田原城の支城で関東の西に位置する軍事上の拠点であった。この城の山頂に八王子権現を祀ったことから八王子城と名付けられ、八王子城は標高445mの深沢山（現在の城山）に築城されており、典型的な中世山城である。北条氏康の三男・氏照が1571年（元亀2年）頃より築城し、1587年（天正15年）頃に本拠とした。ここで展示されている文書の中に、氏照が戦国時代を生き抜くために近隣の戦国大名と外交関係うまく進めていく手腕があったと書かれている。中身は同盟を結んだり、離反したりしながら保身してきたのだが、悲しいかな八王子城が一日にして敗れたのは北条氏照の家臣の裏切りによると記されていることだ。 ★八王子城の歴史を頭に入れて本丸へと落ち葉に敷き詰められだしている山路を登りだすと鷹を訓練している人に出会ったので写真を撮らせてもらった。高尾周辺の山里は紅葉も終わりに近いところもあるが、本丸跡へと高度を上げるにつれて美しい紅葉も残っており、我々をもてなしてくれる。特に八王子神社を過ぎて松木曲輪前から広がる関東平野一望の景色に言葉はいらない。驚いたのは遠く東に筑波山まで望めることだ。ここで昼食を取り、景色を堪能したあと、標高４６０ｍの本丸跡へ足を運んだところ、イメージしていた城址とは違って狭い場所だったことだ。ここも木立に囲まれ小さな社と本丸城址の石碑があるのみ。展望もないのですぐに下山する。しかし、ガイダンス施設で落城に至るまでの流れが頭にあるので史跡めぐりとして最高に楽しい。 |
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▲俳句を詠みながら熊野三山を行く
▲笠山峠〜笠山
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★枯れススキ原となりたる河川敷
★刈田にも釣り人のいる水路かな
★畦道や刈田賑わう案山子祭り
★朝市の主役なりたる秋野菜
★秋寂や里の街中シャッター通り
★林道や紅葉トンネル七曲り
★木の葉散り山の水場も冬支度
★峠路の秋風を我受け止めぬ
★輝きの日の欲しき山紅葉かな
★亡き友の杖使い秋峰に立つ
★落ち葉して空の広がる笠山神社
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毎月一度は小川町笠山に山清水を汲みに行く。水場周辺の木立も冬支度のごとく木の葉を落として山は透けだしている。１１時半から汲みだして１２時半すぎて汲み終わった。終わるとホッとして一仕事終わった実感する一瞬である。落石に注意しながら七重峠（笠山峠）登っていく。笹山登山口の林道入り口に車を止めて、笠山に向かう。さて、笠山西峰に向かう手前にある急斜面の荒れた道で一人の青年（阿部友則さん）に会う。山について話を交わす。私も彼のように山に情熱を傾けた若い時があったことが蘇ってくる。かれは堂平山に行くとか。誰もいない西峰に着く。展望の開ける北側の景色も曇りでぱっとせず。笠山神社で昼食をとることにして落ち葉だらけの山路を東に向かう。１１ケ月ぶりに笠山神社に着いた。昨年の１２月２２日は誰もいない快晴の山頂で休んでいると、二人の若者と出会った。話をすると、國學院大學２年制で一人はお父さんがわが故郷山梨県の身延町出身で、現在、北本市に住んでいるという。故郷の話で意気投合し３０分以上も話してしまった。最後は若者が写真を撮らせて言うので一緒に撮ってから別れたことが蘇ってくる。笠山神社の石段の下で紅葉狩としゃれ込んだ。亡き友・大石さんとの山行を思い出しながら食べる弁当はうまかった。今回も彼の形見の登山杖を使っての登頂である。彼に話しかけるように独り言に明けた。彼との山行を振り返ることが多くなった。 |
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▲足尾銅山〜富弘美術館
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★紅葉して空の広がる東北道
★日光の山近づくや紅葉色
★懐かしの山迫りくる天高き
★隧道を抜けて目に入る崖紅葉
★銅山の昔を偲び秋深む
★秋灯下滴のたれる坑道行く
★旅路にてキノコ料理に舌鼓
★天高し山は動かず雲一つ
★コスモスも風を待つ日となりにけり
★秋深む心癒さる詩画の館 |
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１０月２９日、今日は秋晴れに恵まれた絶好のバスハイク日和となる。専科一期校友会恒例行事とはいえ、半年前からの計画でこのような素晴らしい天気に恵まれたことは幸運と言っても過言ではない。久しぶりに集まった専科１期校友会参加者は３９名。なにしろ今回も企画予算が少ないことや、みなさんが年金生活者なの参加しやすい料金で楽しくをモットーに、自分たちでできることは手作りでいこうという企画部長の考えで「旅の栞」を作ったり、ガイドは企画部員の女性の方にお願いしてシナリオを作っていただいたり、工夫を重ねた楽しいバスハイクがスタートした。旅は私達を日常生活から解放してくれるとあって、みなさんバスに乗るやリラックスして集合されてから解散するまで仲間との会話が弾んでいた。現地に着くまでの車中は斎藤さんがガイドを務め旅にアクセントをつけてくれたり、時間を見てはクイズを出して正解者には賞品あげたり、時には日光周辺の紅葉を見たりしながら、また、足尾銅山が近づけば、前会長の角田さんが植林の話をしてくれたり、車中は退屈する時間もなく国道１２２号線沿いにある足尾銅山に着きました。私個人としても若き日に足尾線間藤駅にスーテションビバークして松木沢に岩登りの訓練に行った思い出もあり、懐かしい町です。 ★初めて銅山跡の坑道に入ると昔の採掘現場がお人形で再現されていますが、それは過酷な状況だったことは間違いありません。江戸時代から昭和４３年に閉山されるまでの採掘の進化も展示されており、1234キロの坑道の長さは東京〜博多間とは驚きでした。 ★富弘美術館にはこれまでも２回ほど訪れているので、初めて見る感動はないが、身近な周りの自然風景をこころに映す思いを詩画に表現していく沢山の作品にはか寸動するとともに、私たちの心をも癒してくれる。 |
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▲堂平山〜丸山
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★秋曇り我が目指す山隠れをり ★田も実り思い思いの案山子立つ ★里に来て秋整わぬ景なりし ★里山へ花を添えたる秋海棠 ★山清水汲み汗顔を洗いけり ★峠路も萩咲き始め秋めきぬ ★山頂の栗に雨降る木曜日 ★秋桜咲く林道は霧の中 ★峠路も視界の効かぬ濃霧かな ★霧深き山下りて里薄日射す
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槻川を越えると、里山が目の前に迫るも霧の中。そとは霧雨模様。毎年見ているが林道に入る手前に秋海棠の群生があり、今が見ごろで素晴らしい。これで太陽の光があればと思うが、見られたことに感謝し一路霧深き林道を走り登っていく。高みになるにつれて雨模様となる。水汲み場に着けば、運よくいつも私が汲むところが空いていたのですぐにくみ出す。２００リットルを一人で汲み終わるのに１時間はかかるので草臥れるが終ったときは一仕事した感じ。霧の中の笠山峠に行き、ここで昼食とし、それから秋の星空観察を行う予定表を調べにと、白石に下り、定峰峠から白石峠に出て堂平山を目指す。天文台に車を横付けして観察予定日を書き写してから、８７６ｍの山頂に登る。霧で展望は何もない。ここで時計を拾った時のことが蘇ってくる。展望がきかないので周辺の植物を観察しながら楽しみ、霧の中に佇みながら友のことも思い出す。１０年ぶりに丸山に向かう。 ★白石峠から林道を走るも霧が深いので方向を間違えそうになり、何も見えず山は静まり返り寂しくもある。県民の森の駐車場に出たときはホッとした。霧雨であるが合羽は着ずに友の形見の登山杖をもって９６０ｍの丸山を目指す。近道すればよいのだが草茫々なので遠回りして広い整備された登山道を行く。途中で山頂から降りてきた高齢者のグループに会う。山頂に着くや高齢者のご夫婦がいたので山頂標識を入れて写真を撮ってもらった。お礼に相手のカメラでご夫婦を撮ってあげた。霧が深くどうにもならないが、ここにも熊を見かけた注意看板が出ていた。小雨が降りだしたので大急ぎで山頂を後にした。 |
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▲大弛小屋〜朝日岳〜金峰山
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★夏雲や山の連なる甲斐に入る
★新しき出会いありけり夏登山
★渓谷の深きにダムやキャンプ場
★林道や我をもてなす高嶺草
★山に立ち亡き友偲ぶ盆休み
★夏雲の中に富士山ある如し
★夏山や人の優しさ忘れまじ
★夕立と雷襲い来る山路かな
★登山小屋激しき雷雨なんのその
★短夜をつなげず登山打ち切りぬ
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奥秩父縦走は私の長年の思いでもある。というのは８７歳で亡くなった父親が７２歳の時に縦走しているので自分もと考えていた。今年は塩山から大弛峠まで乗合タクシーが開設され、予約をとれば２３６５ｍの峠まで１８００円で入れることになったことや、すぐに稜線歩きとなることから思いの山へ手軽に登れることから予約から１週間遅れの入山と相成った。それほど履いていない登山靴がパンクした。それを聞いた川崎のＫさんが劣化の何物でもないと教えてくれ、自分で持ってきたガムテープを提供してくれた。感謝。大弛小屋から金峰山にピストンして４時までに戻るべく小屋を後にする。蒸し暑い曇り空下、原生林の中の道を西へと急ぎ足で尾根を行く。朝日岳の山頂に立っても眺望もないので、ひたすら西下する。岩稜地帯にでる。筑波山の弁慶七戻りの岩門のようなところを抜けると目の前が金峰山の頂である。２時間で着いた。雲が流れ出し天候が悪くなる気配なので記念写真のみ撮ってから一気に大弛小屋へと歩みだす。やっと朝日岳に着いた時に、Ｋさんと会う。この時も靴のことを心配してくれガムテープを持ってきてくれた。このときほどＫさんの優しさが身に染みた。記念写真を撮って別れたが、それ間もなく夕立が降りだし雷鳴も轟き、雨水が登山道を沢のように流れていく。やっとの思いでコースタイムどおりに大弛小屋に着いた。まずは靴を点検すると両方とも靴底がないのでガムテープでの修理で縦走するのは無理と判断して下山することにした。今年こそとは思ったものの、展望があってこそ楽しい登山なので次回を楽しみにして秋に訪れたいと思いを強くした。 |
▲笠山峠〜愛宕山
（Ｈ２６.７.２）
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★青々と青田広がる河川敷
★夏草や一筋の道川堤
★緑陰に射し込む日差し影絵なす
★山里へアジサイ通り村興し
★山清水汲む冷たさに驚きぬ
★鶯の美声に我聞き惚れぬ
★林道や谷底見せて瀧の音
★風涼し山頂に我佇みぬ
★山涼し牧場の牛も木陰下
★登り来し山振り返る雲の峰 |
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毎月一度は小川町笠山に山清水を汲みに来ている。前回は５月６日に妻と汲みに来ているので２ヶ月近く保てた。今日は川島町、嵐山町の農協販売所が定休日であったことを忘れてしまったので少し当てが狂った。それでも小川町の農協販売所が開店していたので助かったる山で食べる昼食や、野菜などを購入する。一路、笠山へ向かう。誰もいなかったので我々は２本ある汲み場で汲むことにした。何しろ梅雨時とあって水の勢いはすごい。流れに勢いがあるのでペットポトルもすぐに一杯になるので２００リットルを４０分ほどで汲めた。我々は笠山峠を越えて秩父高原牧場から愛宕山に向かう。里に近づくにつれて、村おこしの一環で昔に植えられた林道の両側のアジサイが満開で実に見応えがあり、その風景が県道まで続いている。今年のような風景には初めてのことだと妻も感激していた。 ★山の牧場は閑散としているが、それでも遊びに来ている人もいる。はさらに林道を北へ走り、二本木キャンプ場に着いた。木陰に囲まれ風も涼しくて言うことなし。昼食後、そこから愛宕山を目指す。今は雑草が生い茂り春のスミレの群生地もその中に埋もれている。山ツツジの花もなく青々としている。愛宕山に立てば南側から涼しい風が駆け上ってくる。今は周辺の木々も青葉に覆われているので大霧山も望めない。山頂近くの天文台が緑の中に輝いて見える。東秩父村でキャンプ場を開発したものの、あまり使われることなく廃止してしまったのであろう。周りは緑に包まれているので風の涼しさに言葉はいらないほどだ。帰りに牧場のビジターセンターによって美味しい牛乳を飲んでから山を下った。 |
▲大宮公園周辺ハイキング
（Ｈ２６.６.１４）
★梅雨晴れやどの顔も笑み溢しけり
★菖蒲咲く盆栽村の美術館
★外国人あまた盆栽さつき展
★紫陽花や旧邸の庭美しき
★緑陰の続く通りや石畳
★夏雲の押し出してくる盆栽村
★梅雨晴れや林の中のバードゴルフ
★緑陰の矢場に学生弓を引く
★梅雨晴れの豊かなる日の神社かな
★緑陰の参道長き氷川神社
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今日は久々の快晴でハイキング日和となった。当初の計画では、さいたま新都心から歩く予定にしていたが、暑い天気や参加者の体力を考えて、二つ先の東北線土呂駅から歩き大宮駅で解散することに変更した。さいたま新都心駅で参加者を確認したところ、男性十名だけだった。土呂駅まで電車行き、そこから当初のハイキングコースを遡ることにして出発と相成った。今日は久しぶりに８３歳の年長者である岡部さんが参加していることから進行については岡部さんに合わせることにした。 ★まず、最初に訪れたのは、平成二十二年に開館して、総合的な盆栽文化を発信する世界で初めての公立の「盆栽美術館」である。コレクションギャラリーでは「さつき盆栽展」を開催しており、それらを見ながらの鑑賞で、みごとに咲き誇るさつきに目を奪われてしまった。盆栽は芸術といわれるように、時間と手間をかけて自然界の植物を作品としてミニチュア化して作業の継続をしていくのだが、これも才能と根気なくしては成り立たない。また、展示企画室では盆栽の歴史を学んだ。盆栽の世界もその道の愛好者がいて成り立っているのだから、美術館を作って啓蒙していくことは大事であることを痛感する。今回だけでも外国人の何人も見られていた。彼らは私たちよりもむ熱心に質問していたことは言うまでもない。中庭の撮影エリアで五葉松を背に集合写真を撮って後にした。 ★次に近代漫画の先駆者「北沢楽天」の晩年の居宅跡に建てられた、日本初の漫画に関する美術館としての「漫画会館」を訪れた。日本近代漫画の先駆者、北沢楽天の意思を受け継ぎ、漫画を文化として育てることを目的とした施設で、楽天は、明治から昭和初期に活躍し、当時「ポンチ絵」として評価の低かった風刺画を、近代漫画として確立した。また、楽天は日本初のカラー漫画雑誌「東京パック」を創刊し、日本の職業漫画家第1号として活躍。風刺画を漫画として確立させたことから、大人の漫画であることを実感した。また、お庭も盆栽村に相応しく素晴らしい。この辺りは盆栽村の中心にあり緑ゆたかなところである。 ★昼食場所として県立博物館の二階テラスを利用させてもらう。本来ならゆっくりと鑑賞したいところなのだが、参加者の皆さんにその意欲がないので取りやめてしまう。昼食後は二千年以上の歴史を持つといわれる「武蔵一宮氷川神社」へと緑豊かな大宮公園を横切る。この公園には、競輪場、大宮アルディージャの本拠地としてのサッカー競技場、埼玉西武ライオンズの試合も行われる野球場等もあり、埼玉県の一大公園となっている。
★「武蔵一宮氷川神社」に出る。氷川神社は2,000年以上の歴史をもつといわれ、大いなる宮居として大宮の地名の由来にもなった日本でも指折りの古社。武蔵一宮として関東一円の信仰を集め、初詣には多くの参拝客で賑わうところだ。私も一度元旦に訪れたことがあるが、その人の多さに圧倒されてしまい、それ以来、７日過ぎに行くことにしている。まずは記念の集合写真をと赤い門を前に並び、近くにいた方にお願いしてシャッターを押してもらう。参加者のみなさんの中でここを訪れている人は３名で、初めての人は見学に励んでいた。今日は久しぶりの梅雨晴れ間とあって赤ちゃんのお宮参りしている人が４組もあった。我々の中にもすでにお孫さんがいる方もおり、お宮参りを経験していることから、その人たちに声をかけていた人もいた。当初の計画では「さそいたま新都心駅」を降りて、すぐのケヤキ並木の参道２キロをここまで来ることになっていたが、今日の暑さを考えると変更は世界だった。二の鳥居までケヤキ並木の緑陰を楽しみながら帰途についたが、行き交う人はみな晴々していたのも久しぶりの晴れ間だからだろうか。オレンジロードを経由して大宮駅手前の一番街へ向かい、ここで恒例の解散ビールの乾杯でお開きとなった。（岡村） |
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（Ｈ２６.５.３０）
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★旅に出る朝の忙しき五月かな ★空青く梅雨入り前の旅楽し ★筑波嶺の思い出あまた夏霞み ★山を背に青田の中に鳥居立つ ★新緑の常陸の山は低きかな ★土台のみ大震災の津波跡 ★老鶯や坂道きつきライトハウス ★初夏の味を楽しむ海鮮丼 ★潮騒や緑豊かな六角堂
★初夏や旬の魚買う大津港
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▲銀座八丁神社めぐり
（Ｈ２６.５.２３）
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★麦秋や友待つ駅の改札口
★夏に入る八重洲の空はビルばかり
★緑陰なき肩身の狭き神社かな
★暑き日や京橋跡の親柱
★屋上に社を祀り風涼し
★ビル陰に涼風の吹く銀座かな
★夏空へ正午知らせる時計台
★サングラス似合う美女は八頭身
★銀ブラを楽しむ初夏の同期会
★ウォーキング終え皆でビール酌む |
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 銀座三越屋上の銀座出世地蔵尊 |
 服部時計店 |
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 銀座三越屋上
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▲伊豆多賀温泉
（Ｈ２６.５.１８〜１９）
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★晴れ渡る五月の空や彩の国
★撮鉄の群がる春やカシオペア
★流れ行く車窓の景も五月晴れ
★大山の背に雲の峰仁王立ち
★若葉噴く大磯の山懐かしき
★薫風や緑の中の天守閣
★初夏や初島囲む海静か
★海岸線縁取る春の夜灯かな
★初夏の海原焦がす日の出かな
★潮騒や浜茄子の咲く砂深き |
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毎年５月、伊豆多賀で退職者会上部団体の学習会が開催されている。私も長年広報紙作りを担当していたので、少しでも記事のネタ探しにと参加してきた。ここで学んだことを会員の皆様にフィードバックしようと、これまでも記事を広報紙に掲載してきたことは言うまでもない。１泊２日の会議であるが、私にとっては大好きな旅でもある。だから参加することを毎年楽しみにしている。旅となれば、家を出た時から俳句十句を詠むように心がけていきた。 ★今日も天気は五月晴れで旅するには絶好日和である。大宮駅から小田原駅まで湘南ラインで行く。渋谷駅までは混雑していて座れなかったが、そこから先はお客も少なくゆったりとして車窓を楽しむことができた。流れ去る風景の中に過去に自分が登った丹沢連峰や大磯の若葉噴く山を目にした時などは当時のことが走馬灯の蘇り、懐かしさを覚えるも、俳句に結び付けようと頭を捻る。こういう時はリズム感のない句ばかりとなってしまうが、私にとっては楽しい一時だ。熱海駅で乗り換えて、二駅で伊豆多賀に着く。駅前は海が見える高台で桜のシーズンは素晴らしいところで花見に来る人もいるほどだ。宿の裏側は竹林でいまどき、鶯の美声を聞くことができる。私の泊る部屋は最上階の６階なので、オーシャンビューが素晴らしく、初島まではっきりと望める。
★翌日は４時半に起きて日の出を撮るべく海岸へと走った。何とか日の出に間に合ったのでよかった。いつものように防波堤にまで足を延ばして写真を撮りまくった。砂浜にはハマナスが日射しを待つが如く花をすぼめている姿がいじらしく見える。今日はついで遠くまでウォーキングしようと網代まで行ってしまつた。途中に幾つもの史跡があり、昔、多賀も江戸城修復のため石の切り出し地であったことを知る。２時間ウォーキングして宿に戻り、ひと風呂浴び皆さんと朝食に合流することができた。私にとっては楽しい旅一頁だった。 |
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▲笠山峠〜愛宕山
（Ｈ２６.5.6）
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★雲垂れる五月の空に凧舞いぬ
★農夫いて田植え始まる空広き
★田植え前釣り人もいる用水路
★里に来て桐の花見る山の畑
★林道は若葉の中を七曲り
★紅一点我目を見張る山躑躅
★山桜散る林道や清水汲む
★躑躅咲く山の寂しきキャンプ場
★数多なる落葉の中の山スミレ
★体験の牧場賑わう子供の日 |
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毎月一度は小川町笠山に山清水を汲みに来ている。前回は３月１１日に一人で汲みに来きたが、集落のあるところまでは町による雪掻きがされていたが、そこから水場までは何もされておらず引き返し、早々に林道を下りて東秩父村の地下水「深宗水」を汲みに行った。それから２ヶ月にならんとしている。五月の連休中にどこにも行かないので、気分転換にと妻を清水汲みに誘いだした。最近体調不良で動きが鈍くなってしまったが、今日は文句も言わずに付いてきてくれた。定番コースでまずは嵐山町の農協販売所に立ち寄って一路、笠山へ向かう。
★３月１１日に引き返してきたところまで一台の車にも合わずに登って行く。山の若葉が明るくしている。途中に笠山神社への登り口にはコンクリート製の立派な鳥居が建立されていた。水汲み場に着くと車は１台もなくすぐに２ヶ所の水場を二人で使って汲みだした。今日は二人なので３０分ほどで１７２リットル汲めた。我々は二本木峠のキャンプ場まで行く。二本木峠は前回来た時は雪に包まれた風景であったが、今日は驚く中れ山躑躅に包まれた峠となっているではないか。昼食後、愛宕山に登る。ここは山スミレの群生地でもあるので、探しながら登ると落葉の中に沢山のスミレが花を咲かせているではないか。思わずカメラを向けてしまう。また、白い星型の花「ひとりしずか」を見つけたので写真に収める。山頂もその下の天文台も山躑躅に囲まれて明るさを漂わせている。長年通って来たが、躑躅満開に囲まれ山を賑わしたのは初めてのこと。 |
▲石戸蒲ザクラを訪れて
（Ｈ２６.４.１）
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★ドライブに桜もてなす中山道 ★青空の一角を染める桜かな ★桜咲き小鳥も集い賑わいぬ ★花見して鶯を聞く沼地かな ★木道は彼岸桜の花見台 ★上着脱ぎ老いも若きも桜狩り ★ 満開の桜並木や学園前★蒲桜人惹きつけて八百年 ★昔より墓地を見守る蒲ザクラ ★花咲かせ桜の古木演舞かな
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 エドヒガンサクラ |
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 石戸蒲サクラ |
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今年に入って桜の花見は、３月１日の三浦海岸駅から小松ヶ池公園まで道沿いに植えられている河津桜に続き、今回の埼玉県北本市の「石戸蒲サクラ」と二回目である。1922年に国の天然記念物に指定された桜の名木は五大桜と呼ばれている。福島県三春町の「三春滝桜」、山梨県北杜市の「山高神代桜」、静岡県富士宮市の「狩宿の下馬桜」、岐阜県本巣市の「根尾谷淡墨桜」で、その中でも「狩宿の下馬桜」は1952年に特別天然記念物に格上げらされている。樹齢800〜2000年程度とみられている。妻と「三春滝桜」、「山高神代桜」、「根尾谷淡墨桜」は訪れている。今回は我が家から一番近い「石戸蒲サクラ」を訪れることにして桜前線の状況をチェックしてきた。 ★私の車にはカーナビを付けていないのでインターネットの地図をプリントして道順を決めて向かったものの、信号を一つ間違えてしまったことが幸いして、「石戸蒲サクラ」に行く手前にある、北本市にある北本自然観察公園に寄ることができた。ここも周辺にある桜は満開でそれなりの人で賑わっている。初めての所なのでまずは埼玉県自然学習センターによって案内図などをもらう。この公園は昔ながらの自然をそのまま活かし、野生の生き物が棲みやすく、観察や散策も楽しめ、湿地帯も多いので木道も整備されている公園である。ここで一番有名なのは、やはり桜で「エドヒガンザクラ」とか。この桜までは沼地に木道や雑木林沿いに散歩道がある。大勢の人が「エドヒガンザクラ」を見に行くので、我々もその後についてゆくと、竹林を背に２０ｍ以上の大木で根回りも３ｍとガイドしているように太く形もよく名木である。今が満開で大勢の人が木道から写真を撮っている。惜しむらくはここは窪地で沼地ときていることや、竹林と隣り合わせなのであまり太陽が当たらないことだ。当たるとしたら午前中の短い時間しかないのであろう。我々も記念写真を撮ってから、日の射しこまない竹林の中への道を登って行くと草原に出る。そこには陽ざしに満ちた満開の桜が一本あり、思わずシャッターを押してしまった。草原は筑紫と仏の座で満ちていて踏まないように歩くのは大変だった。埼玉県自然学習センターに戻って館内を見学したら、どこかで見た「白いシマ蛇」がケースの中で飼育されていた。そこで思いだしたのは、伊奈学園専科１期俳句クラブ「遊」が句会でここにきて、「白いシマ蛇」をＨＰに掲載してと、写真を送ってきたことが蘇ってきた。俳句を詠むには自然が溢れているのでいい場所だ。 ★次に、埼玉県自然学習センターから車で５分程度走って「石戸蒲サクラ」のある東光寺に着いた。こちらの駐車場は満車状態で大勢の人が「石戸蒲サクラ」を見に来ている。北本市の案内板を読むと樹齢はおよそ８００年で高さ１４ｍ、根回り７ｍ半で1922年の天然記念物に指定された当時は、かなりの巨木だったが、戦後は次第に衰えを見せ、現在は1本の幹と、孫生えが残るだけとなったが、毎年4月１０日前後には、白く可憐な花を咲かせるという。樹種は和名「カバザクラ」という世界でただ１本の品種で、最近の研究ではヤマザクラとエドヒガン自然雑種と考えられているという。 案内パンフレットに大正時代の「石戸蒲サクラ」の写真が掲載されているが、それは見ただけでも凄い巨木で、そのエネルギーが伝わってくるほど見事な桜である。それに引き換え、現代は孫生えが残るだけでと寂しいものになったことは否めないが、場所も狭く桜にとっての環境がいいとは思えない。今回はまだ花が３分咲きであったが、しかし、名木は８００年間も人を惹きつけてきたことは事実であり、これからも長く人々に愛されることは間違いない。今年の３月２３日に北本市で「日本五大桜サミット」が初めて開かれた。保護方法や観光の取組が話されたようだが、永く保存していくには観賞する側も協力が欠かせないことは言うまでもない。さて、私としては静岡県富士宮市の「狩宿の下馬桜」を見て「日本五大桜」巡りを達成させたい。 |
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▲秩父高原牧場〜愛宕山
(H26.3.11）
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★雪富士を我にもてなす高架橋 ★寒晴れに遠嶺も見ゆる川堤 ★里山の雪疎らなる遠メガネ ★菜の花も土手賑わす黄一色 ★煙吐く遠浅間雪被りをり ★林道は残雪多く通行止め ★残雪に木々の枝みな影落とす ★残雪を踏み心地よき雑木林 ★寒晴れや木間に見ゆる遠浅間 ★国境に雪嶺連なる越後かな |
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毎月一度は小川町笠山に山清水を汲みに来ている。前回は１２月２２日に一人で汲みに来きている。前回も山に雪が降ったというが、水汲み場付近には雪はなく、笠山峠に行き初めて雪を見た程度だった。しかし、年明けからは何回も寒気が下がってきて秩父方面には雪が何回も降り、各地に大被害をもたらしたことはつい最近のことである。そのため我が家でも山清水を汲みにいけず、１ヶ月ほど水を買っていた。３月に入って雪も解けたのではないかと思って、家族の引き留めるのも振り切り、チェーンを持って寒晴れの今日独りで水汲みに出かけた。 ★上尾橋から雪富士が真正面に見えて大感激。荒川の開閉橋からは富士山、浅間山まで見えて感動の連続。田園地帯の広がる東松山に入れば、奥武蔵の山々も近づき所々雪が貼りついているのが望める。嵐山町の農協販売所に着け場、広い駐車場は満車状態。妻から頼まれた総菜や弁当を買って、一路小川町を横切り、笠山中腹の水くみ場を目指す。小川町を抜けて槻川沿いに進み、林道を上り詰めていくと山側に集落があり、最後の家の所までブルドザーで除雪されている。そこから５０ｍ程行くと林道に通行止めの標識があるものの途中まで除雪されていたが、水汲み場の手前２００ｍからは除雪されておらず積雪３０ｃｍそのままで車の轍を追うしかないのだが、私の前に車が轍から外れてスリップして立ち往生している。それを見てこれはだめだと思ってバックして早々に林道を下りて東秩父村の地下水「深宗水」を汲みに行った。持ち主に事情を話して許可をもらい、１時間半を掛けて２００リットルを汲んだ。汲み終わった瞬間に早々に山から引き揚げてきてよかったと思った。その時に郵便屋さんが来たので事情を話すと、他の水くみ場も教えてくれたので次回に訪れたいと思っている。 ★さて、残るはどこかの山に登るだけなので、大霧山へ行こうと思って秩父高原牧場を目指す。秩父高原牧場への道も除雪されているので問題なし。途中の集落から見える大霧山から麓に伸びる牧場はまるでスキー場のように雪が貼りついているではないか。この斜面を見たら滑りたくなってしまうほどだ。昔の自分だったら挑戦したに違いない。牧場から左折して粥任田峠に行こうと思ったら、工事中で通行止めになっている。仕方ないので急遽、愛宕山に登ることにした。秩父高原牧場からの笠山、堂平山方面の景色は素晴らしく私の好きな風景だ。二本木峠への林道は除雪されていて問題なし。二本木峠の先に広がる東秩父村のキャンプ場は残雪に包まれ私の好きな風景となっている。ここのあづまやで弁当を食べながら自然の中に身を置き雪景色を楽しむ。昼食後、雪一色のキャンプ場の中を歩いて私の踏み跡をつけていく感触はこたえられない。愛宕山を目指して登り始めるとあづまやのある広場に大きなアンテナが設置されていた。人がいたので聞くと防災無線塔であると教えてくれた。周りに似合わない施設である。そこから山頂までは雪がべったり貼りついていた。長靴に履き替えて登ってきたので問題はないが靴の中で足が踊るので下りは注意して下山した。雪があると山の景色にアクセントがつく楽しくなってしまう。ついでに登谷山牧場跡まで林道を走り、両神山、御荷鉾山、浅間山などの写真を撮って戻ってきた。今日は青空の下、水も汲めて、山にも登れて、雪景色の写真も撮れて言うことなしの一日だった。 |
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▲河津桜のお花見と三浦海岸散策
（Ｈ２６.３.１）
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★どんよりと雨雲垂れる春の旅
★春雨もパラツク街や人忙しき
★トンネルの先に見え来し春の海
★駅前の河津桜に人数多
★花見して異口同音の褒め言葉
★菜の花や雨雲隠す富士の峰
★帆船やただ静寂なる春の海
★三月や潮の香りに深呼吸
★春楽し弁当の美味き浜辺かな
★春風や銀杏古木に名札あり |
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今年の最初のハイキングは、３月１日、榊原勝次さんの案内で三浦海岸駅から小松ヶ池公園までのみちのりに約千本植えられている河津桜と、三浦海岸からの富士山を見に行くことにしていました。しかし、２月に入ってからは、いつも週末は雪が降るのでお天気はどうなるかと思いしや案の定、悪い予報です。雨が降りそうな空模様ですが、雨具の用意をして三浦海岸駅に１４名（男性６名、女性８名）の皆さんが参加してくれました。駅前の河津桜は満開で、三浦市の桜祭りが始まっており、駅前は屋台や土産物屋のテントが張られて賑わっています。京浜急行沿いに植えられた満開の河津桜と、その下に咲き満る菜の花を楽しむ人たちの列の中に私たちもまぎれ込み、桜の花に魅せられてすっかり天気のことなど忘れてしまうほどでした。 ★高齢者にとってはトイレ休憩が欠かせないので、公園入り口でトイレ休憩してから、満開の桜を背景に集合写真を撮りました。小松ヶ池公園には帰りに寄ることにして、一路、三浦海岸へ向かいました。道中には三浦大根の生産地である畑が広がっています。畑を横切って下っていけば三浦海岸です。生憎、雲が垂れこめる空模様ですが、水平線ははっきりしていて沖にはヨットが走っています。浜辺を歩けば少し風もあり、潮の匂いが鼻をつきます。海は生き物の故郷であり、海を来ると何故か私は心和みます。残念ながら富士山は見えず期待外れでした。富士山が見えたら参加者のみなさんがどんなに喜んだかと思うと残念です。この辺りはヨット保管庫が幾つもあるように夏は賑わうところなのでしょう。砂浜に出て波に浸食された岩の海岸を過ぎると風の少ない岩かげの浜辺です。ここは砂浜まで笹が芝生の如く生えていて休憩するには絶好の場所であることから昼食としました。参加者の中で８６歳になる最年長者の飛田さんも２時間よく歩きました。ここに岡部さんがいないのが寂しいですね。 ★食事後は浜辺から薮道を少し登れば小高い丘で海が一望できます。晴れていればここから富士山や江ノ島も見えとか。残念ながら今日は雲に隠れ何も見えませんでした。そこからまた、三浦大根の生産地である広大な畑に出ると、畑にはまだ取り入れしていない大根が残されており、女性陣は足の太さに話題を賑わしていた。また、畑のところどころに我々にすれば食べられそうな大根が沢山捨てられている。商品にならないのだろうが、もったいないの一言に尽きる。畑が尽きてやがて集落の中にある三浦七福神の寿福大黒天祀ってある延寿寺にでる。ここには樹齢約六百年のナギやイチョウの古木がある。その脇には古木の残存が御神体として祭られている。正月は七福神めぐりで賑わうのであろう。
★小松ヶ池公園に着けば、池の畔に咲く河津桜を見る人も多く賑わっています。近畿ツーリストや読売の団体が来ているのにはびっくり。小さな池ですが、越冬している水鳥もまだ残っており、周りの河津桜が満開で屋台もあり、トイレもあるので安心して休憩できます。この池のほとりにお松さんの田植えにまつわる伝説が記されていました。このような類の伝説はどこにもありますが、苦しい思いを忘れて、当時の人々が創作して後世長く忘れないでほしいという願いが込められているのかも知れません。物語としてどこか私達の心に染み込んできます。ここから京浜急行の線路沿いの道に戻り、再度、河津桜と菜の花を楽しみながら三浦海岸駅まで歩きました。何と１１キロ・２万歩超える４時間かけてのハイキングを無事に終えることができました。解散後は駅前の屋台でお土産を買ってそれぞれ家路に向かいました。 |
★日本橋無七福神めぐり
