 |
.htm_cmp_ice000_vbtn.gif){kind=small}
.htm_cmp_ice000_vbtn.gif){kind=small}
.htm_cmp_ice000_vbtn.gif){kind=small}
.htm_cmp_ice000_vbtn.gif){kind=small}
.htm_cmp_ice000_vbtn.gif){kind=small}
.htm_cmp_ice000_vbtn.gif){kind=small}
.htm_cmp_ice000_vbtn.gif){kind=small}
1.htm_cmp_ice000_vbtn.gif){kind=small}
.htm_cmp_ice000_vbtn.gif){kind=small}
.htm_cmp_ice000_vbtn.gif){kind=small}
.htm_cmp_ice000_vbtn.gif){kind=small}
.htm_cmp_ice000_vbtn.gif){kind=small}
▲笠山峠〜笠山
（H25.12.22）
|
★冬晴れの朝や遠嶺みな白き
★雪富士に我感動す上尾橋
★雪被る遠浅間から煙立つ
★里山に近付けば雪疎らなる
★林道や路肩に落葉吹き溜まる
★山に来て正月用の清水汲む
★林道や初雪凍てる山の陰
★雪を踏み喘ぎ喘ぎの登山かな
★山頂や弁当美味き冬の昼
★北風の唸る山路独り行く |
 |
 |
|
 |
|
|
毎月一度は小川町笠山に山清水を汲みに来ている。１１月に予定していたが、１２月に延ばしたものの私も風邪を引いてなかなか水汲みに行けなかった。一人で行くことにして車を走らせた。天気予報では３日前にこちらの山間も雪が降ったと言っていたが、上り行く東の斜面の林道には雪は見られない。 ★水汲み場は１組が汲んでいるだけで、我々が汲む場所は空いていたので直に汲み始めた。私が汲み終わるまで１時間かかった。早々にそこを離れ笠山峠へと車を走らせた。峠について驚いたのは、峠から西側の林道は雪がへばり付いており、通行できない状態だ。
★峠に車を置いて笠山に登りだした。山陰の林道には雪があり、凍りついている。柔らかな雪面を踏み登山口に着く。笠山西峰までは一気の登りであるが日当たりの部分には雪はないものの、頂上近くにはうっすらと積もっている。誰もいない快晴の山頂で休んでいると、若者が二人東峰からやってきた。話をすると、國學院大學２年制で一人はお父さんがわが故郷山梨県の身延町出身で、現在、北本市に住んでいるという。箱根駅伝や故郷の話で意気投合し３０分以上も話してしまった。最後は若者が写真を撮らせて言うので一緒に撮ってから別れた。私も笠山神社のある東峰に登り、そこから見る堂平山のパラグライダーゲレンデは雪がべっとり貼りつきスキー場のように見えた。日射しを浴びながら食べる弁当はうまかった。その間に大石さんと登った山々のことが蘇ってくる。私も彼に話しかけるように独り言に明けた。振り返ることの山行が多くなったが、大石さんがいてこそ南アルプス一周縦走が果たせたことに感謝あるのみ。 |
|
▲
▲箱根湯本
（H25.12.1〜2）
|
★山仲間と久方に会う師走かな
★旧友と冬の旅路やロマンスカー
★夕富士を我にもてなす師走空
★懐かしく山談義して年忘る
★オリオンや亡き友偲ぶ露天風呂
★亡き友も話題の一つ忘年会
★朝湯して師走の夜明け見つめをり
★箱根路の朝日に映える山紅葉
★川音を背に崖紅葉散りにけり |
 |
 |
 |
 |
|
昭和６３年の夏のことだった。６０歳で都庁を定年退職し、現在、８７歳を数える山の先輩が退職後一年を過ぎてから、都庁から外部へ異動して２０年も経つ私を有楽町の喫茶店に呼び出して、「自分と一緒にスキーや登山を楽しんだ仲間と、これからもお付き合いしたいので年一度懇親登山を開いてくれないか」という要請であった。都庁内の仲間にお願いすればよいのにと思ったが、私が在職中は山スキーについてマネージャーをやっていたので、その延長としてまとめ役をお願いしに来たのであろう。私の山スキーも先輩なくして語れないし、私の結婚式にも出席してくれたことや、先輩には沢山の恩義あるので快く引受けた。 ★メンバーも昭和３８〜４２年当時の冬の乗鞍岳合宿に参加したメンバーを中心に呼びかけて、初めて昭和６３年１０月に「仙丈ヶ岳」へ懇親登山を行った。最初に参加してくれたのは７名だった。それから２６年間が経つ。その間に他の人の出入りもあったが、１０年もすると最初に参加したメンバー７名だけとなってしまった。この７名にはスキーも登山も一緒に楽しんだという共有できる話題があり、私が万年幹事として企画して先輩たちを引っ張ってきたから長く続いてきたのであろう。７名の中の３名は既に鬼籍に入ってしまったので、３年前から４名で細々と懇親登山を続けてきた。 ★懇親登山の言い出しっぺの先輩も今年で米寿を迎えてしまったことや、それぞれの体力が低下したことから今年からは、登山は止めて「懇親会」のみにさせていただいた。８８歳、８１歳、７６歳、７３歳の私であるから、私が全てをマネージメントせざるを得ないが、私も各方面で活動しているのでなかなか時間が取れず、ついに１２月１日から一泊の懇親会を箱根湯本で行うことにこぎつけた。そうしたら米寿の先輩はうれしくて自分で４名分の小田急のロマンスカーの切符を手配してくれ、出かける前まで３回も電話してくるほどだった。 ★若い時はロマンスカーに乗るやすぐに酒盛りが始まるのが常だったが、今はコーヒーを飲みながら箱根湯本に着くまで丹沢山塊や周辺の山々の登山などの思い出に花が咲き懐かしんでいた。これでこそ老齢登山愛好者の追憶なのである。以前はマイカーで遠くの山に出かけていったこともあるが、次第に車の運転もしんどくなり、何時しか電車で行くようになり、ゆったりしたロマンスカーは最高に気分がよい。 ★さて、旅館に着くやまずは温泉に入って体を温めてリラックスする。そして風呂から上がつて部屋でいつものようにお酒盛りが始まるとは言うものの、昔のような賑わいはなく静かにみんなで乾杯してツマミをつまみながら遥か昔に登った山やスキーの話を懐かしく語り合う。そのために私は何時も写真をプリントしていき、それを見ながら話を盛り上げて行くように演出もする。今は誰も現役で登っているわけではないので、振り返って一筋に青春をぶつけてきた足跡を懐かしむのがいいのだ。私は時間が戻れるならば、あの頃の自分に戻れれば、当時よりももっと充実した登山・スキー人生が送れるのにと語れば、「岡ちゃん それはできないはなしだよ」と慰められてしまう。それでもみんな当時のことをこと細かに脳裏に焼き付けており、そして目を輝かせながら楽しそうに懐かしがっている光景は何物にも代えがたい。また、亡くなった仲間を偲びながら彼等のことも話す。 ★夕食には必ずビールで乾杯、あとは温めたお酒と焼酎で食事を楽しむ。ここでも冬山合宿の小屋で小屋の売り物のお酒をみんな飲みほしてしまい、私が山を下りて一日がかりで缶ビール二ケースを担ぎ上げた話は毎回語り草になっている。部屋に戻れば、また、チビリチビリと飲みながら昔の思い出を語りながら、時には現在の国際情勢や政治状況などについて全員で意見をぶつけ合う。いつものように午前一時過ぎまで語り合ってしまった。みなさん、来年からは体調がどうなるか分からないので年二回実施してほしいとの声も聞かれたので万年幹事の私としても先輩達のために実現させたいと思っている。 ★今回からどこにも登らないのでチェックアウトまでゆったりと過ごした。我々の仲間は小田原に来た時は魚の「山安」と蒲鉾の「鈴廣」に寄って家族への土産物を買っていく。というのも現役時代に一番家族に迷惑をかけて登山・スキーに行っていたので、罪滅ぼしには遠いかも知れないがお土産を買っていくことが定着した。昨夜も定年退職後、家族の反撃にあっている話も出た。私もしかりで土産をかうようになった。私は「山安」のクーラーバックと保冷剤を持っており、来る度にそれを持ってくると保冷剤も無料で交換してくれる。今日も全員が魚の土産と蒲鉾を買って家族への土産とした。お昼時なので小田原に来たら駅前の「北条氏政・氏照の墓所」の近くにある、魚料理の美味しくて安い「庄屋」に入って刺身定食や海鮮丼などを食べる。御飯がすし飯とあって、みなさん残さずに食べてしまった。食べて幸せ、飲んで幸せ、年一度の懇親会は最高だった。帰りもロマンスカーでゆったりした気分で時を楽しみ新宿で解散と相成った。 |
▲懐古園〜蒟蒻博物館
（Ｈ２５.１０.２９）
|
★見るからに秋整わぬ妙義山 ★秋天を支える如き浅間山 ★コスモスや城下に残る大手門 ★石垣に秋日の当たる城址かな
★紅葉降る城址の昔偲びけり
★天主台風の音して紅葉降る ★秋冷の古城見守る千曲川 ★懐かしき古城の中の菊花展 ★千曲川旅情の歌碑に紅葉舞う ★蒟蒻も味覚の秋やバイキング
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
先週、２７と２８号台風が通過し、よい天気が続いたので今日もなんとか持ってほしいとの願いが受け入れられ、秋曇りの中、専科一期校友会恒例行事のバスハイクに３６名の参加をいただき、楽しい一日を過ごすことができました。これも山田企画部長をはじめ企画担当のみなさんのご協力があって、「懐古園とこんにゃく博物館」の見学が実現したことであり、企画されたご苦労に対し、参加者一同感謝あるのみです。 ★さて、今日の旅を少し振り返ってみましょう。昔より旅は私達を日常生活から解放してくれるとあって、みなさんリラックスして集合されてから解散するまで仲間との会話が弾んでいました。参加された皆さんを観察していると、旅の味付けを「写真撮影で行っている人、俳句を詠んで行っている人、歴史が好きでガイドの説明を聞きながら徴古館の展示品に目を凝らし見ている人、石碑等を深く読んで昔に思いはせている人、島崎藤村の唱歌を口ずさんでいた人、見学の合間に手話ダンスの練習をしている人」等様々で旅をそれぞれの感覚で楽しんでいました。 ★加えて旅の楽しみは食べることです。今回は佐久の「おぎのや」の名物の釜飯と、「こんにゃく博物館」のこんにゃくバイキングが私達の食べる楽しみを堪能させてくれましたね。昔、信越線で軽井沢へ峠越えする時に横川駅で買って食べた峠の釜飯は、今でも美味しかった記憶が脳裏に深く刻み込まれていますが、現在の大量生産で機械的に作り出される釜飯は、味が今一つと言ったところではないでしょうか。こんにゃくのバイキングはみなさん初めてなので興味しんしんで何種類にも料理された「こんにやく料理」を楽しんでいました。私は田楽味噌オデンとこんにゃくラーメンを美味しくいただきました。こんにゃく料理に感動してか、みなさん「こんにゃく」を沢山買い込んだ方が多かったように見受けられました。 ★次に小（室）諸城とこんにゃくの歴史を簡単に紹介します。 ★小（室）諸城は1487年戦国武将大井光忠の築城と言われており、明治を迎えるまで城主は様々な歴史を積み重ねてきたが、城郭の特徴は城下町である市街地よりも低地に縄張りされ、市街地から城内を見渡すことができ、このため穴城とも鍋蓋城ともいう別称がある。また、浅間山の田切地形の深い谷を空堀として利用し、西側の千曲川の断崖も天然の防御陣として利用されていること。当時の建造物は石垣と現在の懐古園の入り口の三の門、市街地に存在する大手門のみが現存している。これら2つの門は共に国の重要文化財に指定されている。その他、天守台、石垣などが現存する。
★コンニャクの歴史は古く我が国には中国から仏教の伝来とともに精進料理として伝わったと言われる説や、飛鳥時代の聖徳太子が生まれる少し前の頃に朝鮮から伝わった説、飛鳥時代に遣唐使（630〜894年）が持ち帰ったという説があります。初めの頃は医薬用として珍重され貴族や王族しか食べられなかったのですが、やがて一般の人の食べ物になっていったようです。コンニャクは、コンニャクの芋を蒸してすり潰し石灰水（アルカリ水）を混ぜて煮込むと固まりコンニャクになります。現在は凝固剤として石灰を使用るが、昔はわらを燃やした炭を水に溶かし、ろ過したものを凝固剤として使用していたとか。 |
▲白石峠〜堂平山
（Ｈ２５.１０.２８）
|
★ブタクサの ★釣り人のいる水路かな刈田中 ★里に来て我が好物の柿花火 ★秋寂や人影を見ぬ山の里
★林道や紅葉山へと七曲り
★錦秋は日に映えて山輝けり
★山に来て紅葉の中の清水
★山清水汲む手の甲に紅葉降る ★山頂や弁当美味き秋の昼
★枯れ薄穂波際立つ夕日かな
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
毎月一度は小川町笠山に山清水を汲みに来ている。前回は８月２７日に一人で汲みに来きている。その時に汲んできた水は１９６リッターである。約２ヶ月間で使い切った。暑い時は使い切りも早いが、秋になると消費量も少なくなる。今年に入ってからは私一人で来ることが多かったが、今回は妻に声を掛けたら行くというので、洗濯物を干してから家を９時半すぎに出た。国道の混雑はそれ程の事もなく抜けられる。上尾から川島町に入るまでの荒川沿いの川堤を走る間の土手はセイタカアワダチソウが黄色い花をつけて飾り立てている。川島町の刈田の水路では釣りを楽しんでいる長閑な風景が目に入ってくる。 ★今日は晴れているものの我々が目指す笠山も霞んではっきりしない。妻にとってはドライブとあって気分転換にもなり多弁になる。街道沿いの家々の庭には柿花火が見られ、実りの秋を実感させてくれる。そんな風景が嵐山町農協販売所まで続く。毎回立ち寄って、ここで野菜、総菜や弁当を買うのが常である。今日も買い込んで途中のガソリンスタンドの価格を見ながら小川町の所管する笠山の水汲み場へ急いだ。小川町から槻川を渡りすぐ左折に曲がると河原があるが、夏とは違って誰もいない。少し前の台風で水量があり流れはさらさらと音を立てている。山を背にした集落は人影もなく太陽が燦々とふりそそいでいる。この辺りは紅葉もそれほど色づいていないが、やはり柿花火が秋を感じさせてくれる。水汲み場までの林道の両側に点々と建つ農家も静まり返っている。道中、行き交う車もないのでもしかしたら水汲み場は空いているのではと期待する。木の葉降る林道を一気に上っていく。 ★木立に囲まれた少し暗い、林道脇の山清水汲み場に着けば、天気が良いのに誰もいないのにはびっくりする。台風の後なので流れている水量も多く噴き出している。毎回汲んでいるむき出しの水汲み場には二本の蛇口があるので、そこで汲むことにして蛇口にガーゼを付けてペットボトル７２本と２０ℓ用のタンク２個に山清水を汲み始める。水量が多いのですぐに汲めたことや二人なので普段一時間かかるところを半分の時間で汲めた。水汲み場の柵に小さな板に「９／７ここで赤マムシを見たのでご注意」と書いてあるのに気づき、念のため竹の杖を出しておく。今日は汲んでから一端小川町に下りてガソリンを入れて、再度、違う道から堂平山を目指す。
★というのは今年中に堂平山の天文台で星空観察教室を行っているので、奥さんが参加したいということから道順を確認するためである。この山は水汲みに来た時には笠山峠から歩いて登っているが、車で来ると歩くことも少なく簡単に８７６ｍの山頂に立つことができた。天文台には家族連れが来てここからの風景を楽しんでいた。我々は天文台で観察予定日と連絡先を確認してから山頂に立ち、秋日を背に昼食を楽しみ、写真を撮ってから一面に芝生の広がるパラグライダーのゲレンデに行く。ここからは大霧山、秩父高原牧場、先ほど水汲みした笠山が目の前に広がる。景色を見ているだけで言葉はいらいない。こんなところで昼食するなんで本当に贅沢だと思ってしまう。帰りはここに車で来るまでのルートを確認しながら県道１７２号を下っていく。途中の都幾川町の農産物販売所に立ち寄り買い物して１７２号を道筋に下り、国道２５４号の旧道に出ていつもの道を通って帰ってきた。本当に１日よく遊べたことに感謝 |
▲国営昭和記念公園
（Ｈ２５.９.７）
|
★秋日なき空を見上げて旅に出る
★特急電車鉄橋通過や秋の川
★秋暑し駅ビルに人群がりぬ
★天皇の昭和を語る秋館
★公園の昔を想うさるすべり
★噴水を喜ぶ園の子供たち
★コスモスや期待外れの丘なりし
★ソフトクリーム美味しくなめるハイカーかな
★親子連れ賑わう手漕ぎボート数多
★ハイキングして打ち上げは生ビール
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
国営公園については、これまで「武蔵森林公園」「とひたち海浜公園」を訪れている。どの公園も広くてシニアがハイキングするには最高の場所である。高校時代は国立まで通っていたので立川市の米軍基地やその隣にある砂川町の基地拡張反対闘争も知っている。「昭和記念公園」はその跡地に建設されたこともあって、あまり魅力も感じていなかった。しかし、シニア世代は都市のお花がきれいな場所であることからハイキングコースとして知られるようになった。私も一度は訪れようと思っていたが、その昔を知っているので訪れる機会を積極的に作らなかったのは事実である。退職者会のハイキングで取り上げたことから初めて訪れる機会を持てた。 ★昭和天皇御在位五十年記念事業の一環として、現在及び将来を担う国民が自然的環境の中で健全な心身を育み、英知を養う場とするために、立川市と昭島市の両市にまたがる米軍の立川基地跡地のうち、180haを記念公園として建設することが閣議決定され、「緑の回復と人間性の向上」をテーマに昭和53年度より国土交通省の手で施設整備が進められてきた。昭和58年10月26日、昭和天皇御臨席のもとに約70haで開園した後、レインボープールや子供の森、日本庭園、砂川口、盆栽苑等次々と施設が整備され、平成17年11月にはみどりの文化ゾーンが共用され、同時に昭和天皇記念館が開館した。昭和記念公園はレクリエーション施設としての面もあるが、大規模な震災や火災が発生した場合は、避難場所としての機能を果たすよう設計されており、立川市と昭島市の広域避難場所の一つに指定されている。例えば、園路はスムーズに避難を行うために幅が広く作られており、芝生が広がるみんなの原っぱは避難所として、立川口駐車場・みどりの文化ゾーンは救援隊のベースキャンプ・救護所・物資集積所などとして活用できる。また、防災関係機関が所在する立川広域防災基地が公園に隣接している。 ★橋上の立川駅のコンコース広場に10時に集合していただいたのは13名の方々。久々に牛久から竹山さんが参加してくれた。その他の皆さんはハイキング参加常連さんで元気そうでなによりだった。最年長の83歳の岡部さんは今日も張り切っていた。公園へは歩いて15分ほど歩いて「あけぼの口」から入場した。花みどり文化センターが右手に見えたので時間もあるから寄って行こうということになり、入館したところ、左手奥に昭和天皇記念館があった。参加者がついでに見学していこうと言い出したことから昭和天皇記念館・国営昭和公園セット券を買って入場と相成った。昭和天皇記念館の鑑賞は昭和天皇のほんの一部を紹介していたが、滅多に見られない展示なので皆さん満足していた。 ★公園に入るやヨーロッパ風公園の水路が続きロケーションがいいのでそれをバックに全員で集合写真を撮ってからふれあい橋を渡って園内巡りへと出発した。緑豊かな公園で特に「みんなの原っぱ」は広く真ん中に立つ大ケヤキは「日立のコマーシャルのみんなの木」を思い出させてくれる。蒸し暑き中を女性推薦のコスモスの丘に着いたが、花は期待外れの２部咲きである。満開だったら絵になる場所であることは間違いない。近くの休憩場で昼食として、午後から日本庭園を見学するも今は池の清掃中。渓流広場でソフトクリームなどをなめながら一服する。岡部さんが美味しそうにソフトクリームをなめているのが印象的だった。バーベキューガーデンから漂う匂いに触発されて帰りは生ビールで打ち上げと決め込んでしまう。レインボープールと水鳥の池もボート夏を惜しむように子供たちで賑わっていた。一周してハイキングは終わり、立川駅近くのお店で生ビールで乾杯して打ち上げて解散と相成った。 |
||
▲
|
▲笠山峠〜愛宕山
（Ｈ２５.７.１２）
★カエル鳴く青田の中の一本道
★夏靄に遠嶺も沈む空模様
★見るからに里山霞み蒸し暑き
★里にきて採りたての夏野菜買う
★緑陰の山清水汲む静寂かな
★峠路は風の道なり盆の入り
★緑陰の山路を下り鹿に会う
★山涼し眠気を誘う昼下がり
★寂れたる林の中のキャンプ場
★涼風に背中押されて山に立つ |
 |
 |
|
前回、５月２７日に山清水を一人で汲みに来きている。前回は梅雨入り前の天気で雲はどんよりと垂れ下がり蒸し暑かったが、今回は７月初めに梅雨が明けてしまい、猛暑日が続いている最中で前回とは違った蒸し暑さである。今日は妻も来ているので前回のように自由気ままに遊ぶわけにはいかない。毎回立ち寄って、ここで野菜、総菜や弁当を買うのが常である。今日も買い込んで途中のガソリンスタンドの価格を見ながら小川町の所管する笠山の水汲み場へ急いだ。小川町から槻川を渡りすぐ左折に曲がると夏休みには家族連れで賑わうキャンプ場がある。あと１週間もすれば賑わうことだろう。林道に入れば行き交う車もないのでもしかしたら水汲み場は空いているのではと期待する。山清水汲み場に着けば、ここで一番人気のある蛇口に１組いるだけで、むき出しの水汲み場は空いているのでそこで汲むことにする。ペットボトル７２本と２０ℓ用のタンク２個に山清水を汲んでいく。
★汲み終わると笠山峠から西側に下る途中で灰色に近い雌の鹿に出会ったのでカメラの用意をするも山の中に紛れてしまった。秩父高原牧場まで行き、そこから何時ものように東秩父村のキャンプ場の一角にある林道わきの「あづまや」へ車を走らせた。青葉茂る林の中にある「あづまや」は、風がさわやかに吹き抜け温度も低く心地よい。そんな環境の中での農協で買ってきた弁当を食べるのは最高に美味しい。昼食後は句帳とカメラを持って愛宕山に登る。前回と変わったのは山頂に９月１日に実施される第１回外秩父トレイルランニングの小さな標識が立てられていることだ。 |
 |
 |
|
▲東村山市あやめ祭り |
▲鎌倉の寺めぐり
（Ｈ２５.６.１=極楽寺・成就院・御霊神社・長谷寺・高徳院）
|
★紫陽花や今日は楽しき寺巡り
★江ノ電のもてなす海も梅雨晴れ間
★紫陽花や名刹廃れ面影なし
★見どころは海と紫陽花成就院
★裏山も紫陽花みつるお堂かな
★女子いて紫陽花を撮るスマートホン
★列をなす紫陽花寺の券販機
★薫風や緑の中の晶子歌碑
★大仏の優しき顔や梅雨晴れ間
★紫陽花や鎌倉で買う鳩サブレ |
 |
 極楽寺 |
|
 成就院の参道 |
 長谷寺のアジサイ散策路 |
 |
 |
|
６月１日、１０時に藤沢駅に１３名（女性３名、男性１０名）が集合し、江ノ電に乗りこんだ。海の風景を楽しみながら極楽寺駅で下車して、まずは、四季折々の花に彩られる極楽寺を訪れた。この寺は１２５９年北条重時が創建で、当時は鎌倉でも有数の大寺院であったが、その大半は火災で失われ、現在は昔の面影はない。次にアジサイの参道で最高のロケーションでも有名な成就院を訪れた。参道の石段から見下ろすと、由比ガ浜の眺めは素晴らしい。 ★御霊神社では、江ノ電がトンネルを抜けて走って来るので撮影ポイントらしく結構な人がカメラを据えて待ち構えていた。みんなでお参りしてから長谷観音の名で親しまれている長谷寺を訪れました。ここにきて驚いたのは入場券を券販機で買うように機械化され、しかもスイカやパスモでも買えるようになっていたことだ。何となく味気ないような気もするが、経費の節減という観点からは正解。アジサイの散策路と相模湾の眺めが素晴らしく大勢の人で混雑していた。ここで昼食となったが、クーラーボックスをわざわざ持ってきた佐藤澄江さんの実演の手巻鮨作りが始まったのには驚いた。食後は茶店の奥にある展望台から相模湾の眺めを楽しんでから大仏へ向かった。
★緑の中の大仏を訪れた。外国人の多さに目を引く。1498年9月20日の明応地震によって倒壊，同時に発生した津波によって大仏殿は流されてしまったというから驚きです。鎌倉市も東日本大震災のことも加味して最近、防災マップを作り変えたようです。私は裏側に回ると与謝野晶子の歌碑があり、大仏様から長谷寺入口まで戻りましたが、お茶する場所もないのでここで解散し、鎌倉へ江ノ電で戻る人、歩く人に別れました。振り返っても梅雨晴れ間の楽しいハイキングでした。(岡村) |
|
▲愛宕山〜登谷山
（Ｈ２５．５．２７）
|
★どんよりと梅雨雲垂れて蒸し暑き
★初夏や寂れし町はシャッター通り
★里に来て鶯を聞く麓かな
★山清水汲む手の平の白さかな
★山道や蛇の横切り待ちにけり
★廃れたる山のキャンプ場若葉中
★あづまやを吹き抜けていく若葉風
★満開や蜂の群がる山ツツジ
★若葉噴く山の寂しき牧場跡
★天空を彩る山のポピー畑 |
 |
 笠山 |
 |
 |
 |
|
 登谷山山頂 |
 登谷山から皇鈴山を望む |
秩父高原牧場のポピー畑 |
|
|
毎月一度は小川町笠山に山清水を汲みに来ている。前回は4月５日汲みに来きている。嵐山町農協販売所で総菜や弁当を買うのが常である。今日も妻に頼まれた物を買い込んで早々に小川町の所管する笠山の水汲み場へ急いだ。林道に入れば、行き交う車もないので水汲み場は空いているのではと思った。山清水汲み場に着けば、誰もいない。ここで一番人気のある蛇口に濾過用のタオルを巻きつけてペットボトル７２本と２０用のタンク２個に山清水を汲んでいく。４５分ほどで汲めた。そこで私も峠越え出来ないことが判ったので、来た道を引き返し東秩父村役場経由で秩父高原牧場へ向かう。何時ものように山のキャンプ場の「あづまや」へ車を走らせた。ここにいると風がさわやかに吹き抜け温度も低く心地よい。農協で買ってきた弁当を食べるのは最高に美味しい。
昼食後は句帳とカメラを持って愛宕山に登る。変哲もなく簡単に２０分ほどで登れるが、春は山スミレの群生地である。今日、ツツジが見事であった。写真を撮ってから車で久しぶりに登谷山に行く。登山口にある牧場は廃墟化してしまった。大きな「牛魂碑」だけが残り、その昔を語っている。山頂からは展望がきき景色は素晴らしい。ここにも妻との思いである。早々に下山して、「ポピー開花中」の看板に導かれて高原牧場のポピー畑に向かう。道路も整備されており、ポピーは咲き出したばかりなので勢いがあり、実に見応えがあった。牧場近くの農家で鉢の花を買って今日の旅を終えた。 |
▲伊豆多賀温泉
（Ｈ２５.５.２１〜２２）
|
★蒸し暑き梅雨入り前の空模様
★南下する列車の旅路や雲の峰
★梅雨空に哲学の海溶け込めぬ
★若葉噴く山のトンネル先見えず
★瓜二つ顔の親子や初夏の旅
★夏蜜柑実る寂しき屋敷跡
★初夏の日を拝む人あり防波堤
★ハマナスや日の出して海焦がしけり
★初夏の波飛沫なきテトラポット
★鶯の鳴きあう山は海近き
|
 |
 |
 |
▲常陸海浜公園
▲笠山峠〜笠山
（Ｈ２５．４．５）
★里に来て桜楽しむ都会人
★里山の力みなぎる芽吹きかな
★峠路は風の道なり春の空
★励ましの鶯を聴く山路かな
★山頂や今日も幸あり山桜
★山に立ち亡き友偲ぶ春の暮
★廃家とて桜賑わうお庭かな
★川縁の桜並木に人数多
★音たてず石垣に蛇穴を出づ
★釣堀も桜吹雪や波立ちぬ
 |
 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
|
毎月一度は |
|
▲岩槻史跡巡り
▲高麗山〜浅間山〜湘南平
（Ｈ２５．３．３０）
★大磯に来てパンを買う花曇り
★桜咲く昔を偲ぶ化粧井戸
★桜濃き社の石碑読みにけり
★浮世絵の高麗山辿る弥生かな
★山スミレ咲く女坂登りけり
★春冷えや喘ぎ喘ぎの山登り
★椿見て一息入れる尾根の道
★花曇り眺望のこと言いがたく
★山桜何処の山も華やぎぬ
★下山して鶯を聞く麓かな
 |
 |
 |
 |
 |
|
|
３月３０日、昨夜は雨だったので今日のハイキングがどうなるのか心配だったが、何とか天気もちそう。大磯駅に早く着きすぎたので、駅前のパン屋でパンを二つ買い、その足で観光協会に行き情報を仕入れる。今日は、冷え込んだ花曇でどれだけの人が参加してくれるか心配し、東海道線 |
|
▲関宿城博物館見学と中之島に咲く辛夷の花見
（Ｈ２５．３．２７）
★菜の花や昔を偲ぶ川堤
★堤防も春を彩る花数多
★雨降って感動もなき桜かな
★いきいきと語るガイドや春の城
★関宿の歴史を学ぶ春の城
★花曇り景色も霞む天守閣
★辛夷一樹白を尽くして咲きにけり
★傘松の如き辛夷の花見客
★辛夷咲く木も傷みだす齢かな
 |
 |
|
|
||
▲粥任田峠〜大霧山
（H25.2.25）
★雪富士を我にもてなす上尾橋
★冬晴れや遠嶺色濃く空深し
★雪被り砦のごとき遠嶺かな
★里に来て冬野菜買う品定め
★里山も春待つ芽吹き始まりぬ
★岩清水太るばかりの氷柱かな
★山中は北風唸る音ばかり
★冬晴れの山頂を我独り占め
★冬空へ煙吐く遠浅間かな
★西方の亡き友偲ぶ冬の山
 |
 |
 |
|
 |
 |
|
１月に
★水場への林道は、最後の家を過ぎて本格的な林道に入る入口に「凍結のため通行禁止」の立て札がある。水場に着けば、水場周辺は凍結している。中間のむき出しになっている蛇口で汲むことにした。今日は一人で１６０リットル汲むのにどれだけ時間がかかるのか計ると１時間１５分かかっていた。笠山峠越えをして秩父高原牧場へと向うが、笠山峠に向かう途中で林道の凍結が酷く引き返して里に下り、秩父高原牧場へ
|
