▲お花見ウォーキング
(H24.4.10)
今日はいきがい大学春日部学園14期校友会ハイキングクラブのお花見ウォーキングである。部外者の私がハイキングクラブの例会に参加するようになったのは、23年度校友会役員になり、校友会企画部がハイキングクラブと共催で二つの事業に取組んだことから始まった。私が所属する2班は班活動はやらず校友会企画の事業に出席して校友会を盛り上げることをモットーに取組んでいるので、二つの共催事業に参加したのがなれそめである。参加してみると他の班の人ともお話しする機会がもてて、何となく波長が合うので今回のお花見ウォーキングに参加させていただいた。私は旅が好きなので知らない町の見学となれば、益々、好奇心を煽り立てて参加してしまう。今回の越谷駅集合は、初めて下りる駅なので参加する前から楽しみにしていた。12名が桜日和の越谷駅に集まり、成田部長の案内の下に、先ずは越谷久伊豆神社を訪れた。
★久伊豆神社は埼玉県の元荒川流域を中心に分布する神社で、祭神は大己貴命(大国主)である。久伊豆神社の分布範囲は、平安時代末期の武士団である武蔵七党の野与党・私市党の勢力範囲とほぼ一致し越谷の総鎮守とされている。ここの氏子として成田さんは関わっている。ここの藤は有名で県の天然記念物に指定されている。その奥に池があって満開の桜を映している。次は越谷市花田苑である。
★花田苑は、越谷市が花田土地区画整理事業地区に整備を進めて完成したのが「花田苑」2.1haの広さがあるという。池泉回遊式庭園として平成3年10月1日に完成している。現代の作品である上に特別な庭園的価値があるわけではないが、この庭園が本格的に作られていることや、珍しくも日本文化伝承舘能楽堂が配置され、単なる市民の憩いの場以上の高尚な精神を感じる場所ですあるところに特色が見られる。越谷市の文化芸術への力を入れている一端を垣間見ることができた。私は入園した途端に岡山県の後楽園が目に浮かんだ。奥さんを案内したいほど素晴らしい庭園なので写真を撮りまくった。次に新方川の桜堤を訪れた。
★新方川は古くは千間堀と呼ばれ、新方領(元荒川の左岸と古利根川の右岸に囲まれた区域)の農業用水路(用排水兼用)で、その起源ははっきりしないが、おそらく新方沼の干拓に伴って開削された悪水路だろうと言われている。川堤に桜が植えられるようになったのは、江戸後期になって大名屋敷や神社仏閣が没落してから、それに代わって河川改修の際に周辺住民の要望で桜が植えられるようになったのが始まりらしい。新方川の桜堤は満開なのに行楽客が少ないのが最高。ゆっくりと花や川の景色を楽しむことが出来た。次に野鳥の森を訪れた。
★「キャンベルタウン野鳥の森」は、越谷市とオーストラリアのキャンベルタウン市との姉妹提携10周年を記念して1995年にオープンし、鳥と数種の動物が飼育されている小動物園。面積は1.3haほどで鳥たちは、オーストラリアの「自然」(鳥たち)を理解してもらうことを願って、キャンベルタウン市から贈られという。小鳥達の放し飼いなので身近によってくるのがいい。面白かったのは人なれしたアカビタイムオウムの「ハローハロー」の繰り返しだった。私はアイシチドリに変なおじさんとばかり首を傾げ見つめられてしまった。最後の桜狩は北越谷駅近くの元荒川の桜堤である。
★元荒川は、熊谷市佐谷田の荒川東岸付近の湧水に源を発し、南南東方向に流れ、行田市・鴻巣市・久喜市・桶川市・蓮田市・白岡町・岩槻を経由し、越谷市中島で中川に合流する川である。越谷市北越谷地区の元荒川の桜並木は、北越谷第五公園から大沢橋までの左岸約2kmに約400本の桜並木が整備されているという。
些か歩き草臥れたことや花見人の多さに感動も薄れ気味で写真を撮るに終わってしまった。終わりに今日一日楽しく過ごせたことに感謝!
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